結婚指輪の好みが彼と合わないときの解決法

結婚指輪を選ぶとき、彼と意見が合わないことって度々起きるものです。そんなとき、あなただったら自分の意見を押し通しますか? それとも、彼の意見に合わせますか?
弊社で「結婚指輪の選定にどちらの意見が反映されましたか?」というアンケートを実施したところ、下のような結果となりました。

101108_image1.jpg

株式会社ホッタ/インテージ調べ
2019年3月8日(金)~11日(月)
20~39歳 男女 n=500

これを見ると、女性の意見が反映されるケースが圧倒的に多いことがわかります。アクセサリーを日常的に身に着ける女性は、結婚指輪への思い入れも相当なものがあります。それは男性の比ではなく、ウェディングというクライマックスに向けて、一気にテンションが上がるわけです。

男性もそこは理解していて、指輪に関しては彼女にお任せとか、自分の意見を言っても結局彼女に押し切られるとか、消極的な人が多いのも事実。

でも、結婚指輪は永く使うものだし、何と言ってもふたりの結婚の記念となる品。一時の感情に任せて、一方的に選んでいいものではないと思うのです。ここは少し冷静になって、どうすればふたりで納得のいく結婚指輪を選べるか考えてみましょう。

1. どちらかが我慢するのはやめましょう

101108_image2.jpg

男性がどうして結婚指輪に関しては彼女におまかせにしてしまうのか。それは、女性の思い入れを理解していて、彼女に喜んでもらいたいから、と考えているからです。また、仕事中に指輪を着けられないから彼女の好みを優先した、という意見も聞かれます。

一方で、自分がお金を出したから自分の好みを優先した、という男性もなかにはいます。
いずれにしても、どちらか一方の好みで決めてしまうと、もう片方はけっきょく我慢することになります。

そうするとどうなるでしょう。「やっぱり、あのデザインにしとけばよかったなぁ。。。」という残念な気持ちが、指輪を見るたびに湧いてくることに。

納得がいかないものをいつも身に着けるのは、男性、女性にかかわらずゆううつなものです。男性の場合は、けっきょく指輪を着けなくなってしまうことにもつながりかねません。

結婚という大事な節目に、我慢を持ち込むのは良くないことです。なぜなら、嫌な気持ちというのは、後を引くからです。真っ白なシャツにポツッと黒いシミが付いて、洗濯してもいつまでもうっすら汚れが残っている、そんな感じです。

結婚してふたりで幸せになると決めたのなら、その記念となる指輪もふたりが納得のいくものを選びたいものですね。

2. せっかくだからとことん話し合う

101108_image3.jpg

結婚指輪を選ぶことは、二人で行う初めての共同作業。
これから続く長い結婚生活の中で、ふたりで決めなければいけないことは山ほど出てくるでしょう。これは、初めの第一歩です。

日本人は、相手の気持ちを先読みして気をまわし、自分の意見は言わない、という人があまりにも多い気がします。 自分さえ我慢すれば、という考えなのでしょうが、この小さな我慢が積み重なると、いつか必ず生活のどこかにひずみが出てきます。

そうならないためにも、たかが指輪のデザインくらいで、とは思わずに、二人で意見を交換してみましょう。
たとえば、指輪をつけるのを嫌がっていた男性が、彼女の思いを知りしぶしぶ着けているうちに、自分も指輪が好きになった、ということもあります。女性が思い切って自分の気持ちを打ち明けなかったら、この男性は指輪をはじめから拒否していたのでは。

また男性側も、もし彼女の提案するデザインが好きになれなかったら、正直に気持ちを伝えてみてはいかがでしょう。永く使い続けるものだから、愛着を持てるデザインを選びたい、と言えば、彼女も自分の好みで押し切るのを考え直すかもしれません。

自分の考えは、言葉にしないとなかなか相手には伝わらないもの。お互いの意見を交換して、初めて気づかされることも多いのです。

3. どう折り合いをつけるか

たとえば、女性のなかには絶対ペアリングでなきゃイヤ、という人がいますが、結婚してから夫婦の指輪がペアかどうかはそれほど重要なことではありません。ふたりの指輪を突き合わせて人に見せるわけでもないし、柔軟に考えたいポイントですね。

そんなとき、同じブランド内で、それぞれ好みのデザインを選べば、見た目にも統一感が生まれます。
また、別々のデザインでも、ひとつ共通するものを加えるという方法もあります。内側にお互いの誕生石を入れるとか、刻印に同じ言葉を含めるなど、一体感が生まれます。

ぜひ、アイデアを出し合い、ふたりとも納得のいく結婚指輪を見つけてくださいね。